2017年6月27日火曜日

EP5まであと一ヶ月

パティマ「ウズー、ちょっと来て―!」

ウズ「ん、どうしたのパティマ・・・って、ユリィも?何してるの?」

ユルドリヒト「ああ、これはウズくんこんばんは。どうやら今回の仕事は、
       私達3人に一任されたようなのですよ。」

パティマ「その今回の仕事っていうのがこれなのよ。」

ウズ「ん、なにそれ・・・『新たなる異世界オメガ突入に向けて意気込みを!』
   ・・・これ、ネネの字?ネネが考案したお題なのか?」

ユルドリヒト「まあ・・・そういうことになりますね。なぜ私達3人が
       指名されたのかは不思議ですが。」

パティマ「この仕事場もちょっと気になってたし、ちょうどいいわ。
     さっそく始めましょうよ。」

ウズ「・・・そうはいっても、僕何するのかよくわかってないんだけど・・・」

パティマ「思ったこと喋ればいいのよ、こういうのは。ウズはオメガ突入に向けて
     何か知ってることはある?」

ウズ「一応、情報はひと通り見たよ。・・・あんま覚えられなかったけど。
   一つだけよく覚えてるのは、バスタークエストかな・・・。」

ユルドリヒト「ああ、オメガのエネミー『魔物種』との攻防戦ですね。
       なんでも専用の新兵器が大量に開発されているとか。」

ウズ「その兵器を駆使して魔物種の猛攻を乗り越えたり、
   逆に魔物種の防衛を破ったりするクエストみたい。」

パティマ「へぇ、たしかに今までになかった形式のクエストねぇ。」

ユルドリヒト「ウズ君の戦術の才は凄まじいものですからね・・・あの手のものでは
       猛威を振るうでしょうね・・・楽しみですよ。」

ウズ「それほどでもないけど・・・ユリィは何か気になるものはあるの?」

ユルドリヒト「オメガとはあまり関係ないかもしれませんが・・・ヒーローが
       気になりますね。今開発中の新クラスですよ。」

パティマ「それなら私も聞いたことあるわ。今までとはちょっと違って、
     扱うのはかなり難しいらしいけど・・・。」

ウズ「ああ、エルバーがなんか騒いでたね。ヒーロー実用化のせいでクロに
   ソードを取られた―とかなんとか・・・」

ユルドリヒト「アレですか・・・クロは実用化され次第ヒーローを試すそうですよ。
       もうとっくに装備も作り揃えているそうですし。」

パティマ「・・・その装備の中にあるソードが、エルバーのものってわけね。」

ユルドリヒト「専用ソード作るまでの間、借りるそうですよ・・・。」

ウズ「・・・無断で借りるんだね。」

パティマ「まあオメガに降りれば新しい武器も開発されるだろうし、
     専用装備もすぐ作れるでしょ、費用さえ用意できれば。」

ユルドリヒト「費用集めるのも一苦労なんですがねぇ・・・私達も家長のために
       少しがんばりますか。ちょっとくらい足しになるでしょう。」

ウズ「ん、ユリィはヒーロー気になるって言っていたけど、自分はやらないのか?」

ユルドリヒト「クロカナフィアさんが使うと言ってたから気になってたんですよ。
       実際は彼女がどう戦うかが気になるんですよ。」

パティマ「あー、なるほどね・・・ちょっと気になるかも。」

ウズ「とにかく早く動くクロだったけど・・・ヒーローになっても
   維持されるのかな、あのスピード。」

パティマ「あの防御力の低さも維持されなきゃいいけど・・・。」

ユルドリヒト「あ、あはは・・・そうですね・・・。」

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